鍋料理レシピ
- 8.きりたんぽ
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寒い冬に食べるきりたんぽ鍋は東北地方の名物です。たんぽ槍に似ていることから、その名が由来し、切って使うのできりたんぽになりました。鶏がらスープは少量よりもたくさん作るほうがおいしいので、たっぷり作って他の料理にも使いましょう。 きりたんぽは軽く味がしみたところでいただきましょう。 【材料】4人前
きりたんぽ・・・4本(手作りのときは、ごはんを茶碗に軽く8杯分)
地鶏もも肉・・・200g
地鶏むね肉・・・150g
地鶏もつ肉・・・300g
下仁田ネギ・・・3本
根せり・・・・・2束
ごぼう・・・・・1本
まいたけ・・・・1袋
しらたき・・・・1袋
鶏がら・・・・・1羽分 鶏がらスープで使用
鶏手羽先・・・・2本 鶏がらスープで使用
長ネギ・・・・・青い部分1本分 鶏がらスープで使用
しょうが・・・・1/2かけ 鶏がらスープで使用
しょうゆ・・・・200cc 鶏がらスープで使用
みりん・・・・・少々 鶏がらスープで使用
砂糖・・・・・・少々 鶏がらスープで使用
昆布・・・・・・10g(日高昆布で20センチぐらい) 鶏がらスープで使用
すり鉢・すり棒・1セット きりたんぽを手作りする時に使う。
【鶏がらスープの作り方】
@鶏がらは、水の中で血などの汚れを洗ってきれいにとる。
A旨みを引き出すために鶏がらと手羽先の骨を折る。
B長ネギは包丁のはらでたたいてつぶし、ぶつ切りにする。しょうがもつぶしておく。
C鶏がら・手羽先・昆布・長ネギ・しょうがを水を入れた大きな鍋で1〜2時間煮る。昆布は下から泡が上がってきて煮立つ直前に取り出す。
D弱火にして脂を取らないように、アクをすくいながら1時間半ぐらい煮込み、こす。
Eこしたスープの中にしょうゆ・みりん・砂糖を入れて味を整える。
【きりたんぽ】
@かために炊いたごはんをすり棒で突く。粒が残る程度にし、突き過ぎないようにする。
A杉の棒か割り箸を4本くらい合わせたものに、突いたごはんを巻きつける。手に薄い塩水を付け、根元から上に伸ばすように押さえていく。
Bまな板の上でころがし、表面をならす。
Cきりたんぽを焼く。家庭ではガスで網焼きか、オーブンで焼いてください。はじめは弱火でじっくりと焼き、最後に強火で表面をかたくする。
D棒を回すようにして抜き、食べやすい大きさに切る。
【具の下ごしらえ 】
@もも・むね・もつの鶏肉をひと口大に切る。
A根せりは洗って、根をつけたまま5センチの長さに切る。
B下仁田ネギは、2センチ幅の斜め切り、ごぼうは太めのささがきにする。
Cまいたけは石づきを切り小房に分ける。
Dしらたきは湯通しして食べやすい長さに切る。
Eにんじんは花形に切る。
【鍋を煮る】
@鍋に鶏がらスープを入れ、強火で煮立たせる。
A煮えにくい鳥肉・ごぼう・まいたけ・しらたきを入れる。
B再び煮立ったら、中火にしてきりたんぽ・根せり・下仁田ネギを入れる。
C下仁田ネギは、煮過ぎないよう注意しましょう。
D煮えたら完成です。スープごと具をとりわけ食べましょう。