”あっちゃ〜!やっちゃった!!”と思いながら速攻で愛車の前に立ちしばし呆然

フロントフォークは無残にも両方折れていました。
ホイールは力無く地面に横たわり、愛車はオイルまみれになって沈黙していました。
メーター・ライトは割れ、破片が飛び散り マフラーはフレームとの間で完全に板状につぶれ オイルクーラーは曲がり、フロントキャリパーまで割れてしました。
バイクはほぼ絶望的な形へとなり、フレームの一部まで凹んでしまってました。
どうやら愛車はそのままの勢いで滑っていき、ガードレール支柱にフォークから当たった様でした。

これだけの転倒にも関わらず 体には全く傷も打ち身もありませんでした。
奇跡的かもしれません。

すぐに後続の車両へ合図して、一緒に走って貰った方に手伝ってもらい端に寄せ、その後道路に撒き散らしたオイルの後始末をした後 知り合いに頼み車両の引き上げの手配。

引き上げの車を待っていると、いよいよ雨が降り出しました。
私の心の中では何だか愛車に泣かれているようで凄く辛かったです・・・

車が到着し、クレーンで吊り上げられる我が愛車。
あまりにも無残。。。
こんな私の元に来なければこんな壊れる事も無かっただろうに・・・
車両を固定しながらこんな事を思っていました。

帰りの車の中で引き上げに来てくれた彼と話しをしている時、”家族には絶対見せられない”あれを見たら多分と言うか絶対もうバイクには乗れないでしょう。。。
本当に怪我しなくて良かったとしか言い様がありません。

今 愛車は信頼置ける人の下で静かに復活の時を待ってます。
折角 XJRに乗って知り合った方や友人と別れなくないので何としても復活させます。
だから 今は少しだけ待っていて下さい。

今回 お世話になった皆さんへ>
本当にありがとうございました。
月並みな事しか言えませんが心から感謝しています。
また何時か絶対に一緒に走りましょう。