2002.4.13
自動車協会から依頼のあった、車検コースのライン引きを行った。コースラインを引くなんてことは、殆の人が未経験である。
どの位、時間がかかり、材料はどんなものがあるのか?ハケで塗るのか、ローラーで塗るのか?解らないことばかり・・・・
結局、会長の同級生の、看板や道路ペイントを生業にしている方が居られ、協力をお願いした。
焼付けがベストらしいが、予算の関係もあり、今回は吹きつけにすることとなった。
中村さん(ペイント屋さん)の道具を借り、指導を受けながらの作業、やっぱり餅は餅屋。道具もそろっているので、作業はスムース。
以下、作業順に!
@墨つけ(写真1)---大工さんが使う墨つぼのようなものでラインを書いてゆく。しかし、素人がやるとなぜか曲がってしまう?
Aマスキング(写真2〜5)----先につけた墨つけのラインに沿って、クラフトテープを貼ってゆく。かなりここで、性格の違いが出た。いいかげんな張り方をするやつと、きっちり張るものと差があったようだ。
(写真1) (写真2) (写真3) (写真4) (写真5)
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Bプライマー(写真なし)----塗料の付が良いように、下地処理のためにプライマー(接着剤)を塗る。当然だが、その前にはゴミがないように、そうじはかかせない。
C吹きつけ----プライマが乾いたら、いよいよ吹きつけ!2回塗りをしたほうが保ちが良いとの事なので、そうすることとなった。
プロの中村さんがすると、簡単そう・・しかし、実際にやってみると、これが難しい。普段下向きに塗料を吹くことがないので、間隔を一定に保つことさえ困難、そのまま移動をしてゆかなければならず、マスキングからはみ出したり、塗料が溜まったところができたり・・・・
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Dマスキングはがし---吹きつけたペイントが乾いたら、クラフトテープを剥がす。アスファルトの上は簡単に剥がれるが、車検場内のカラーコンクリートの上はテープが残ってしまい、カッターとスクレッパーで剥がした。腰が痛い・・
E修正----はみ出したペイントや、いらない矢印、ラインを黒のタールで消してゆく、また、塗りが薄い所などは、ハケで塗る。
この作業で完成する・・・
F完成----Eで完成かと思ったら、後片付けがあった。マスキングで使った大量のクラフトテープの処理などなど・・・・
そしてやっと完成!!
今回、引いたラインの総延長、約580m(白線411.5m・黄線68.5m)、数字は、中村さん(プロ)に甘えて書いて貰いました。
自分たちでも、満足のゆく出来栄えになったと思います。中村さんが居なかったらどうなっていた事やら?・・・・ありがとうございました。