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刀剣乱舞 山姥切長義

メールでやり取りしていて出来たネタ。
+メッセージ(LINEではない(笑))でチャット状態。

折角なので台詞だけだったのをちょっと話っぽくしてみる。

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 ――――早朝。

 長谷部はとある部屋に足早に向かっていた。
 確かに本日は休息日、だ。
 だが、朝食の時間は皆と顔を合わせて欲しいし、主の明るい声が聞きたい。
 ……とはいってもまだ食事の時間には少し早いのだが。

 その部屋の前に到着し、ふ、と息をつく。
 朝の涼やかな空気が身体の中を通って行くのを感じた。
 ―――刀なのに面白い事だ。


「主ー、朝ですよ。本日はお休みとはいえそろそろ起きてくださ……」
 思わず言葉を止めてしまった。
 どうも、どうも主とは違う気配がする。聞こえてくるはずもないのだが、そう、息遣い…その纏う気配が、違う。
「あ、主?」
 長谷部は目の前の真っ白な障子に向かって、再度。
「…おはよう、ござ――――」


「はいはい。聞こえているよ。 朝から元気で何よりだ……。全く騒々しいねぇ…」


「!?」
 想像もしていなかった(いや、認めたくなかった?)声が障子の向こうから。
 長谷部は思わず後ずさりして、足が濡れ縁の端まで滑ってしまい、おっと、とどうにか身体を元に戻した。

 (何故主の部屋に長義が!??)

 そう、先程の声は山姥切長義、だ。
 ……わかっているのだが、だけども!!

「あ 主ー主ー!!!」


「うるさい。……と言ったのが聞こえなかったのかな?…主はまだ外に出られる状態じゃないんでね。もう少しゆっくりさせてあげてくれないかな」


 ようやく開いた障子。部屋は薄暗く審神者の様子は見えない。
 そこには寝起きだからか、それとも邪魔をされたからか…、敵と対峙する時より機嫌が悪そうな顔があった(いやむしろ強敵と対峙する時、彼の機嫌は悪くなさそうではあるが)。
 銀色の髪をかき上げ、鋭い青い瞳は「出ていけ」を前面に出している。

「!!っ……長 義……何故ここに」
 声でわかってはいたが、本当に本当に山姥切長義が出て来るとは。
「………」
 そのまま長谷部の鼻先でピシャリと閉められる障子。



 そのまま暫く立ち尽くしていた長谷部の姿を、庭を通りかかった山姥切国広は「……まぁ、そうだろうな」と呟いた。




「はぁ…君の刀らは騒々しいやら世話焼きやらが多いね。―――さ、続きをしようか…」
 寝起きのその髪を両手で持ち上げる。少し荒い目のつげ櫛を取り出し、毛先から梳いていく。
「あ、長谷部?今の…」
「ああ。…まだ大丈夫だよ。…でもま、またうるさいだろうから食事時には顔を出してあげるといい」
 長義は癖のある髪を自らが選んだ櫛で梳きながらその肩を己に引き寄せるのだった。





――――――――――――――――――――――


いや、いろんな意味であれですが(笑)。


刀剣男士たちの寝間着ってなんなんでしょうね。まさか内番着じゃないだろうし。
鶴丸や三日月は浴衣なんだろうなぁ。
長義や国広は何気にパジャマ着てそう。普段洋装だし。

浴衣って5年くらい前に着て寝ていましたが何気にすごく暑かったです。




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