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前回の教会の続きとか、…そう思って描いたわけではないですが。服が同じだ(元々黒シャツで塗ってたのにいつの間にかカーキだよ)。
まぁ、誓い、って言葉も出てくることですしね。話の中で。
チアキ自身が作ったブレスレットに唇を当ててみる。ブレスレットの追加面会、あれいいですね。
ピンクオパール可愛すぎる。
というわけで背景教会なんですがここまでぼかすと背景があったのかさえ分かりません。
ローマの某教会。 今イタリア世界で一番大変だけどホント頑張ってほしい。
手を描くとき、自分の手でポーズとって撮影して見てるんですが、なんか撮影したそのまま描くと…妙ですよね(笑)。
自分には静物画とか美術的なセンスはないんだろうなと思いますこういう時。
なんとなく思い付きで書いてみる。
チアキのお手製ブレスレットのとある話。
「ね、導いてくれると言ったろう?」
チアキは彼女と手を繋ぎながらゆっくりと歩き、高い高い天井を仰いだ。その目に飛び込んでくるのは素晴らしい彫刻とフレスコ画。
国は違えど、教会の懐かしい空気だ。
それから視線をまた戻すと、同じように天井を見つめていた顔とつき当たる。
「ずっとつけててくれて嬉しいよ。ユーゴの墓で再会した時も、つけてた」
「! だって、大事だもん…。チアキが私のために作ってくれた…」
死んだと聞かされ過ごした時間を思い出したのだろう、少し目線が下がる彼女の頬を指でなでる。
「…ありがとう。また俺に巡り会ってくれて」
謝る言葉より、お礼を言いたい。チアキはそう思った。
「…あーでも、ずっとつけてたらいつか切れちゃいそうだね」
少し暗い雰囲気になってしまった。それをかき消すように、苦笑しながら言う。
「なら、また――― …いや、ああ、そうだ、じゃあ「今度は」」
チアキは何を思いついたか、いたずらを思いついた子供のように微笑むと、教会の窓から差し込む光が落ちる場所まで手を引いた。
二人の濃い色の髪が、少し明るくなる。
そこに二人立ち、
「? チアキ?」
向き合わされて、自然と視線が混ざった。チアキの行動に彼女の栗色の瞳が少しばかりの疑問と期待に染まる。
「……」
チアキは彼女の左手を掴み、そのまま顔の高さまで持ってきて、袖に隠れたブレスレットをあらわにさせた。光で淡い色の石が白く光る。
そうしてその石に唇をつけ、目を閉じた。
そのまま、続ける。
「―――この紐が切れたら」
どこか語るような口調。
「何十年後、俺と君が死の翼で分かつことがあっても、また引き寄せて―――。 次もその次も。きっと俺は君を見つけるから。その手伝いをしてほしい。お願いだ」
「―――!」
「どう? これで君は俺とこれからずっと離れられないけど?あのマダムの石だ。効果は絶大だと思う」
石に唇をつけたまま目を開け、釘付けだった視線と合い、微笑む。
「……チア、キ」
ぼっ、と顔を赤くする彼女の額に唇で触れる。
「こういうのあったと思うんだけど。…「手編みのブレスレットが切れたら」って話。昔、教会に来てた誰かから聞いたことがあったんだ」
「あ、ああ、プロミスリング、だっけ。私も編んだことあるよ」
「ああ、確かそれ。国や地域は違えど似たような話は時代問わず世界にあるからな。――それで、どう?君は」
「…ちゃ、……」
「?」
「ちゃんと自然に切れるように…毎日つけとくね…!だから、ちゃんと見ていてよチアキ…」
「ふ、っ はは!もちろん。 ……ありがとう」
俺と出会ってくれて、
これからも共にあることを願ってくれて
なら俺は君を守り、誰よりも幸せにする―――
「でも、切れたらまた…作り直してあげるから、安心して?そうしてずっと君は俺のものだっていう証、結ぶから」
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そういやローマってミサンガ(日本ではプロミスリングって言って同じモノみたいですな。どっちかなって検索したら日本はプロミスリングって出てきたんで)
売りがいるって話だけど何気に売りつけられたことない。
……ってよく考えてみたら観光客がめちゃくちゃ多いところってあまり行ってないや。
手を取られて付けられる、って見たけど…そんな早業すごいな(妙なところで感心してみる)。
例えば5ユーロくらいなら買ってもいいけど、なんかぼったくりなんだっけ…?
自撮り棒売ってるの見ると「路上販売も進化してるな!」と感心します。 ←これは声はかけてくるけど押し売りではない。
何気にありがたいのは、雨が降るとどこからともなく現れる傘売り。あれありがたい。何気に現地人も買ってるから面白い。
この気持ちのまま違う国に行くと「傘売ってねえ!!」ってなる。
そういやこの教会行ったとき、雨降ってきてねー。
でもかなり郊外だったもんだから流石にこんなとこに傘売り居ないかなーってバス停で雨宿りしてたら本降り前に傘売り現れてビビりましたよ。