雁が腹摺山  1835m    2004/10/1

この長い、変わった山の名は、雁の群が渡りの折りに、この場所を腹を摺るように越えたと伝えられ、それが雁が腹摺山の名の起こりである。
 又、この山は、500円札が、硬貨に変わる前、紙幣の裏面の富士山の図柄で
(昭和17年11月3日午前7時15分頃撮影)も有名。
その説明文が山頂に立っている。
 
   ルート     
      大月⇒真木(まぎ)⇒大峠
 甲州街道(R20)を西進し、大月の中心部を過ぎ、「真木入口」の信号を右折する。大峠まで、林道が延びている。それも立派な舗装道に なっている。近年温泉ブームで脚光を浴びた「真木温泉」を通過、 民家も少なくなり、あとは一直線に大峠まで。
30〜40分で到着。10数台が止められる駐車場と、.
トイレ(男女兼用)も設け られている。
    
登山口
真木から見て左へ登れば黒岳、
右へ登れば雁が腹摺山。道標もよく整備されている。
ここは一般登山者より、カメラマンが多く登ると聞く。
 大峠からは標高差300m。山頂までのコース タイムは1時間だ。
水の流れる音も聞こえる静かな山。
今日は登山者は、7名に会っただけだ。
若干急なのぼり、いったん 斜度が緩くなり、再び急になったところで展望がひらける。
雲ひとつない、快晴。
振り向くと、富士が良く見える。
この岩あたりからの撮影が、ポイントかも知れない。
ナナカマドの葉が、少し色付きはじめていた。
今年は紅葉が、例年より何処も、
一週間程遅れているようだ。
山頂付近のお花畑?
この時期、ススキの穂が美しい。
まもなく燃えるような紅葉がはじまる。
その時、又登ろう。
今日はその時の下見にしよう。
    
 山頂の風景、前方は富士山が見えるが、後方は森になり展望は利かない。